中学レベル

consider

/kənˈsɪdər/
【欲求する、願望】
哲学心理学
語源
ラテン語の considerare (星を注意深く観察する、熟考する) が由来である。
con- (共に、強意) + sidus (星、星座) (属格は sideris)。

元々は古代ローマの占星術で「(他の星々と共に)星を注意深く観察する」ことを意味したとされる。そこから、物事を注意深く、あらゆる角度から「熟考する」「よく考える」、決定の際に要素として「考慮に入れる」、あるいは人や物事を特定の性質を持つものとして「みなす」 (consider A B / consider A as B) といった意味が派生した。desire (欲望 - 元は星から離れる→悪い前兆) と関連があるかもしれない。
語源のつながり
例文
語幹

con- 【共に】

ラテン語の接頭辞 com- の異形。「一緒に」の意味。ここでは強調の可能性もある。

  • connect - 接続する

    con-(共に) + nect(結ぶ)。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tain(保つ)。

  • concept - 概念

    con-(共に) + cept(取る)。

sider 【星】

ラテン語 sidus (複数形 sidera)(星、星座) に由来する語幹。

  • sidereal - 恒星の、星座の

    sider(星) + -eal(形容詞化)。

  • desire - 欲求する、願望

    de-(離れて) + sire(星)。星から離れる→(占星術で)良い星回りでない→不満→願望。あるいは de- が強調の意。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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