中学レベル

documentary

/ˌdɑkjəˈmentəri/

【秘書】

芸術メディア

語源

名詞 document (文書、記録、書類) に、関連を示す接尾辞 -ary (〜に関する、〜の性質を持つ) が付いた形である。
document はラテン語の documentum (ドークメントゥム、「教え、例、証拠、文書」) に由来し、これは動詞 docere (ドケーレ、「教える、示す」) から来ている。

元々は「文書や記録に関する」という意味だが、特に事実を「記録に基づいて」描写した映画やテレビ番組などの「ドキュメンタリー作品」を指すことが多い。

語源のつながり

例文

The award-winning documentary exposed corruption in the pharmaceutical industry through interviews with former company executives.(受賞したドキュメンタリーは元企業幹部へのインタビューで製薬業界の腐敗を暴露した。)
The documentary won international acclaim for portraying migrant farmworkers with unflinching empathy and poetic visuals.(そのドキュメンタリーは移民農業労働者を詩的かつ真摯に描き、世界的な称賛を得た。)
The wildlife documentary explained how adult elephants use complex social structures to protect their young from predators.(野生動物ドキュメンタリーは、成体の象が複雑な社会構造を利用して、幼い象を捕食者から守る方法を説明した。)
The documentary film was designed to arouse public awareness about environmental conservation and climate change.(そのドキュメンタリー映画は環境保全と気候変動について公衆の意識を喚起するよう設計されていた。)
The boring documentary failed to capture the audience's interest completely.(退屈なドキュメンタリーは観客の興味を完全に引きつけることができなかった。)

語幹

docu 【教える、示す】

ラテン語「docere」(教える、示す) に由来する語幹。

doctor - 医者、博士
ラテン語 doctor(教師) < docere。
doctrine - 教義、主義
ラテン語 doctrina(教え) < docere。
docile - 従順な、教えやすい
ラテン語 docilis(教えやすい) < docere。
document - 文書、記録
ラテン語 documentum(教え、証拠) < docere。

ment 【もの、結果、手段】

ラテン語の名詞接尾辞「-mentum」に由来。ここでは documentum の一部。

instrument - 道具、楽器
instruere(建てる、教える) + -mentum。
element - 要素、元素
ラテン語 elementum。
fragment - 断片
frangere(壊す) + -mentum。

-ary 【〜に関する、〜の場所、〜する人】

形容詞や名詞を作る接尾辞。

library - 図書館
liber(本) + -arium(場所)。
dictionary - 辞書
dictio(言葉) + -arium(場所)。
primary - 主要な、最初の
primus(最初の) + -arius。
secretary - 秘書
secretum(秘密) + -arius(人)。