大学〜一般レベル

trajectory

/trəˈdʒɛktəri/
【名簿、住所録】
物理学
語源
ラテン語の trajectorius (投げ越された、投げるための) に由来する。
これは、接頭辞 tra- (trans- の異形、「越えて」の意味) + 動詞 jacere (投げる) の語幹 ject + 場所や性質を示す形容詞接尾辞 -orius から構成されている。

「投げ越される (tra-ject) 経路」という意味合いから、物体(特に投げられた物や発射された弾丸など)が空中を飛んでいく道筋、すなわち「軌道」や「弾道」を指す。
語源のつながり
例文
語幹

tra- 【越えて】

ラテン語「trans-」(越えて、横切って) の異形。

  • tradition - 伝統

    tra(ns)-(越えて) + dare(与える) の過去分詞 ditus。世代を超えて与えられるもの。

  • translate - 翻訳する

    tra(ns)-(越えて) + latus(運ばれた)。ferre(運ぶ)の過去分詞。

  • transport - 輸送する

    tra(ns)-(越えて) + portare(運ぶ)。

ject 【投げる】

ラテン語「jacere」(投げる) に由来する語幹。

  • project - 計画する、投影する

    pro-(前に) + ject(投げる)。前に投げ出す。

  • reject - 拒絶する

    re-(後ろに) + ject(投げる)。投げ返す。

  • inject - 注入する

    in-(中に) + ject(投げる)。中に投げ込む。

  • eject - 排出する

    e-(外に) + ject(投げる)。外に投げ出す。

-ory 【場所、性質】

場所や性質を示す名詞や形容詞を作る接尾辞。

  • laboratory - 実験室

    labor(働く) + -at- + -ory(場所)。

  • observatory - 天文台、観測所

    observe(観察する) + -at- + -ory(場所)。

  • directory - 名簿、住所録

    direct(指示する) + -ory(もの)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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