中学レベル

experienced

/ɪkˈspɪriənst/

【才能のある】

一般

語源

名詞 experience (経験、体験) の過去分詞形が形容詞として使われている (または、動詞 experience「経験する」の過去分詞形)。
experience はラテン語の experientia (エクスペリエンティア、「試み、経験、知識」) に由来し、これは動詞 experiri (エクスペリーリー、「試みる、経験する、危険を冒す」) から来ている。
experiri は、ex- (外へ、完全に) + 印欧語根 per- (試みる、危険を冒す) に関連する語幹 periri に由来すると考えられる。

多くの「経験」を持っている、つまり「経験豊富な」状態を示す。

語源のつながり

例文

We hired an experienced manager to lead the new project team.(私たちは新しいプロジェクトチームを率いるために、経験豊富なマネージャーを雇った。)
The experienced diplomat handled the tense international crisis with remarkable aplomb and professional composure throughout.(経験豊富な外交官は緊迫した国際危機を終始remarkable沈着と職業的冷静さで処理した。)
The experienced artillerist calculated trajectory angles with precision to ensure accurate targeting during the military exercise.(経験豊富な砲手は軍事演習中の正確な標的設定を確保するため軌道角度を正確に計算した。)
The experienced mountaineers began to ascend the treacherous peak before dawn to avoid dangerous afternoon weather conditions.(経験豊富な登山家は危険な午後の気象条件を避けるため夜明け前に危険な頂上への登頂を開始した。)
The experienced banker advised his clients on their investment strategies.(経験豊富な銀行家は、顧客に投資戦略について助言した。)

語幹

ex- 【外へ、完全に】

ラテン語の接頭辞。

experience - 経験、経験する
ex-(完全に) + periri(試みる)。
experiment - 実験、実験する
ex-(完全に) + periri(試みる) -> experimentum(試み)。
expert - 専門家
ラテン語 expertus < experiri(試みる)。試みて熟練した人。

peri 【試みる、危険を冒す】

ラテン語「peritus」(経験を積んだ) や「experiri」(試みる) に見られる語幹。ギリシャ語 peira(試み) に関連。

experience - 経験
ex-(完全に) + periri(試みる) -> experientia。
experiment - 実験
ex-(完全に) + periri(試みる) -> experimentum。
expert - 専門家、熟練した
ラテン語 expertus < experiri。
peril - 危険
ラテン語 periculum(試み、危険) < periri。

-ence 【状態、性質】

ラテン語「-entia」に由来する名詞接尾辞。

difference - 違い
differ(異なる) + -ence。
presence - 存在、出席
present(存在する) + -ence。
science - 科学
scire(知る) -> scientia(知識)。

-ed 【〜を持つ、〜された】

形容詞を作る接尾辞。

created - 創造された
create(創造する) + -ed。
organized - 組織された
organize(組織する) + -ed。
talented - 才能のある
talent(才能) + -ed。