大学〜一般レベル

transitory

/ˈtrænsɪtɔːri/
【名簿、住所録】
一般
語源
ラテン語の transitorius (通過する、一時的な) に由来する。
これは、接頭辞 trans- (越えて、通り過ぎて) + 動詞 ire (行く) の語幹 it + 性質を示す形容詞接尾辞 -orius から構成されている。

「通り過ぎていく (trans-it) 性質を持つ」という意味合いから、「一時的な」「長続きしない」「はかない」といった意味で使われる。
語源のつながり
例文
  • Fame can be transitory in the entertainment industry, with today's stars sometimes forgotten within just a few years.(名声は芸能界では一時的であり得、今日のスターが時としてわずか数年で忘れられることがある。)
語幹

trans- 【越えて、横切って、別の状態へ】

ラテン語の接頭辞。

  • translate - 翻訳する

    trans-(越えて) + latus(運ばれた)。ferre(運ぶ)の過去分詞。

  • transport - 輸送する

    trans-(越えて) + portare(運ぶ)。

  • transfer - 移す

    trans-(越えて) + ferre(運ぶ)。

it 【行く】

ラテン語「ire」(行く) に由来する語幹。

  • exit - 出口、出る

    ex-(外へ) + it(行く)。

  • initial - 最初の

    in-(中に) + it(行く) + -ial。中に入るところ、始まり。

  • transit - 通過、輸送

    trans-(越えて) + it(行く)。

  • circuit - 回路、周回

    circum-(周りを) + it(行く)。

  • ambition - 野心

    amb-(周りを) + it(行く) + -ion。票などを求めて周り歩くこと。

-ory 【場所、性質】

場所や性質を示す名詞や形容詞を作る接尾辞。

  • laboratory - 実験室

    labor(働く) + -at- + -ory(場所)。

  • observatory - 天文台、観測所

    observe(観察する) + -at- + -ory(場所)。

  • directory - 名簿、住所録

    direct(指示する) + -ory(もの)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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