高校レベル

maintenance

/ˈmeɪntənəns/
維持、整備、扶養
一般, 技術

語源

フランス語 maintenance に由来し、動詞 maintenir (維持する) に関連する。
maintenir はラテン語 manu tenere (手で保つ) から来ており、main- (フランス語 main < ラテン語 manus、「手」) + ten- (ラテン語 tenere 由来、「保つ」) + -ance (こと、状態) と考えられる。

「手で保ち続ける」というイメージから、良い状態を「維持」すること、機械などの「整備」、生活を支える「扶養」といった意味を持つ。

語源のつながり

例文

  • Routine maintenance of the factory’s machinery prevented costly breakdowns during peak production periods.(工場の機械の定期保守は、生産のピーク時に高額な故障を防いだ。)

語幹

main 【手】

ラテン語「manus」(手) がフランス語「main」を経て変化した語幹。

  • manual - 手の、手動の、手引書

    ラテン語 manualis (手の) から。manu(手) + -al。

  • manufacture - 製造(する)

    manu(手) + fact(作る) + -ure。手で作ること。

  • manage - 管理する、なんとかする

    イタリア語 maneggiare (馬を扱う) から。manus(手)に由来。

ten 【保つ、持つ】

ラテン語「tenere」(保つ、持つ) に由来する語幹。

  • maintain - 維持する、主張する

    main(手) + tain(保つ)。手で保つ。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tain(保つ)。中に保つ。

  • tenant - 借家人、テナント

    ten(持つ、占める) + -ant(人)。場所を占めている人。

  • retain - 保持する

    re-(後ろに) + tain(保つ)。引き止めて保つ。

  • sustain - 持続させる、支える

    sus-(下に) + tain(保つ)。下から支え保つ。

-ance 【状態、性質、行為】

名詞を作る接尾辞。

  • importance - 重要性

    important(重要な) + -ance。

  • distance - 距離

    distant(遠い) + -ance。

  • ignorance - 無知

    ignorant(無知な) + -ance。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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