高校レベル

applicant

/ˈæplɪkənt/

【移民】

一般

語源

ラテン語の動詞 applicare (適用する、付ける、接合する) の現在分詞形 applicans (適用している、申し込んでいる) が由来である。
applicare は ad- (〜へ、〜に) + plicare (折る、曲げる、重ねる) に分解できる。ad- は後ろの p の影響で ap- に変化している (同化)。

元々は「何かを〜に折り重ねる」ように「適合させる」「適用する」という意味合いから、「（職や許可などを求めて）申し込む」という意味が生まれ、その行為者を指すようになった。

語源のつながり

例文

The job applicant impressed the interview panel with her extensive experience and innovative ideas for company growth.(その求職者は豊富な経験と会社成長のための革新的なアイデアで面接パネルを感動させた。)
It is illegal for an employer to discriminate against a job applicant on the basis of their race, gender, or age.(雇用主が、人種、性別、または年齢に基づいて求職者を差別することは違法である。)
The immigration officer requested additional documentation to verify the applicant's eligibility for permanent residence status.(入国管理官は申請者の永住権資格を確認するため追加書類を要求した。)

語幹

ap- 【〜へ】

ラテン語 ad- が 'p' の前で同化した形。

apply - 適用する、申し込む
ap-(〜へ) + ply < plicare(折る)。
application - 適用、申し込み
apply + -ation。
appoint - 任命する
ap-(〜へ) + point(点、指名する)。
approach - 近づく
ap-(〜へ) + propius(近い)。
approve - 承認する
ap-(〜へ) + probare(証明する)。

plic 【折る、重ねる】

ラテン語 plicare (折る、重ねる) に由来する語幹。

apply - 適用する、申し込む
ap-(〜へ) + ply < plicare(折る)。
application - 適用、申し込み
apply + -ation。
complicate - 複雑にする
com-(共に) + plic(折る) + -ate。共に折り重ねる。
duplicate - 複製する、二重の
duo(二つ) + plic(折る) + -ate。二つに折る。
explicit - 明白な
ex-(外へ) + plic(折る)。折り目を外へ広げる。
implicate - 関係させる、含意する
im-(中に) + plic(折る) + -ate。中に折り込む。
reply - 返事をする
re-(後ろへ) + plicare(折る)。折り返す。
multiply - 掛ける、増やす
multi-(多くの) + plicare(重ねる)。多く重ねる。
supplicate - 懇願する
sup-(下に) + plic(折る) + -ate。ひざまずいて願う。

-ant 【〜する人、〜するもの】

名詞または形容詞を作るラテン語由来の接尾辞。

participant - 参加者
participate(参加する) + -ant。
assistant - 助手
assist(助ける) + -ant。
immigrant - 移民
immigrate(移住する) + -ant。