大学〜一般レベル

discriminate

/dɪˈskrɪməˌneɪt/
【操作する、手術する】
社会法律
語源
ラテン語の discriminatus、動詞 discriminare (分離する、区別する) の過去分詞形が由来である。
discrimen (区別、差異、危機 < discernere 区別する) + -are (動詞化)。

「(物事を)分けて区別する」が原義。違いを認識して「区別する」「識別する」こと。しかし、多くの場合、人種、性別、宗教などを理由に、特定の人々を不当に扱って「差別する」という否定的な意味で使われる。crime (犯罪) と遠い関連がある (< cernere)。
語源のつながり
例文
  • It is illegal for an employer to discriminate against a job applicant on the basis of their race, gender, or age.(雇用主が、人種、性別、または年齢に基づいて求職者を差別することは違法である。)
語幹

dis- 【否定、反対、分離】

ラテン語の接頭辞。「〜でない」「反対の」「分離」などの意味を持つ。

  • discrimination - 差別、区別

    discriminate + -ion。

  • discuss - 議論する

    dis-(離れて) + cuss(打つ)。問題を打ち砕いて検討する。

  • dismiss - 解雇する、解散させる

    dis-(離れて) + miss(送る)。

  • distant - 遠い

    dis-(離れて) + stant(立っている)。

crimin 【ふるい分ける、罪、告発】

ラテン語 crimen (判断、告発、罪) に由来。cernere (ふるい分ける、識別する) に関連。

  • discrimination - 差別、区別

    discriminate + -ion。

  • crime - 犯罪

    ラテン語 crimen (罪) が古フランス語を経て変化。

  • criminal - 犯罪の、犯人

    crime(犯罪) + -in + -al。

  • incriminate - 罪を負わせる、告発する

    in-(中に) + crimin(罪) + -ate(する)。罪の中に置く。

  • recriminate - 非難し返す

    re-(反対に) + crimin(告発) + -ate(する)。

-ate 【〜にする】

動詞を作る接尾辞。

  • create - 創造する

    creare(生み出す) + -ate。

  • educate - 教育する

    educare(導き出す) + -ate。

  • operate - 操作する、手術する

    operari(働く) + -ate。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®2級
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