大学〜一般レベル

segregate

/ˈsɛgrɪˌgeɪt/

【操作する、手術する】

社会一般

語源

ラテン語 segregatus、動詞 segregare「群れから引き離す、分離する」の過去分詞形から。
segregare は se- (離れて、別々に) + grex (属格 gregis)「群れ」の語幹 greg + 動詞化接尾辞 -are (-ate) に分解できる。

文字通り「群れから引き離す」が原義であり、人や物を他から「分離する」「隔離する」ことを意味する。特に人種差別的な文脈で使われることもある。

語源のつながり

例文

The new policy will segregate recyclable materials from other waste.(新しい方針では、リサイクル可能な素材を他の廃棄物から分離します。)

語幹

se- 【離れて、別に】

ラテン語の接頭辞。

separate - 分離する
se-(離れて) + parare(準備する、分ける)。
secure - 安全な
se-(離れて) + cura(心配)。心配から離れた状態。
select - 選ぶ
se-(離れて) + legere(選ぶ)。選び出す。

greg 【群れ、集まり】

ラテン語「grex」(群れ) に由来する語幹。

congregate - 集まる
con-(共に) + greg(群れ) + -ate(する)。共に群れを成す。
aggregate - 集める、合計
ag-(ad-, 〜へ) + greg(群れ) + -ate(する)。一つの群れへ集める。
gregarious - 社交的な、群生する
greg(群れ) + -arious(の性質)。群れを好む性質。
egregious - 実にひどい、とんでもない
e-(外へ) + greg(群れ) + -ious(の)。群れから外れるほど目立つ、元は良い意味だったが悪い意味に転化。

-ate 【〜にする】

動詞を作る接尾辞。

create - 創造する
creare(生み出す) + -ate。
educate - 教育する
educare(導き出す) + -ate。
operate - 操作する、手術する
operari(働く) + -ate。