専門レベル

appendectomy

/ˌæpənˈdektəmi/

【生物学】

医学

語源

医学用語であり、構成要素は以下の通りである。
appendix (虫垂) の語幹 appendic- + ec- (ギリシャ語 ek-「外へ」) + tomē (ギリシャ語で「切ること」) + -y (行為・状態を示す名詞語尾)。

「虫垂を外へ切り取ること」を意味する。anatomy (解剖学) と関連がある。

語源のつながり

例文

The emergency appendectomy was performed successfully, and the patient recovered without complications within a week.(緊急虫垂切除術は成功裏に実施され、患者は1週間以内に合併症なく回復した。)

語幹

ap- 【〜へ、加えて】

ラテン語の接頭辞「ad-」が p の前で「ap-」に変化した形。ここでは appendix の一部。

appear - 現れる
ap-(〜へ) + par(見える)。
approach - 近づく
ap-(〜へ) + propius(近い)。
appoint - 任命する
ap-(〜へ) + point(指す)。

pend 【吊るす、ぶら下がる】

ラテン語「pendere」(吊るす、ぶら下がる) に由来する語幹。

depend - 依存する
de-(下に) + pend(ぶら下がる)。下にぶら下がる。
suspend - 吊るす、一時停止する
sus-(下に) + pend(吊るす)。
pending - 未決定の
pend(ぶら下がる) + -ing。ぶら下がっている状態。

ec- 【外へ】

ギリシャ語「ek」(外へ) に由来する接頭辞。

eclectic - 取捨選択する、折衷的な
ec-(外へ) + lect(選ぶ) + -ic(の)。外から選び出す。
eclipse - 食（日食・月食）
ec-(外へ) + leip(残す)。本来の場所から離れる。
ectopic - 異所性の
ec-(外へ) + top(場所) + -ic(の)。本来の場所の外の。

tom 【切る】

ギリシャ語「tomos」(切断) または「temnein」(切る) に由来する語幹。

anatomy - 解剖学
ana-(上に、分けて) + tom(切る) + -y(学問)。切り分ける学問。
atom - 原子
a-(否定) + tom(切る)。これ以上切れないもの。
epitome - 縮図、典型
epi-(上に) + tom(切る)。要点を切り出したもの。

-y 【状態、行為、学問】

名詞を作る接尾辞。

anatomy - 解剖学
ana-(上に、分けて) + tom(切る) + -y(学問)。切り分ける学問。
biology - 生物学
bio(生命) + log(学問) + -y(名詞化)。