大学〜一般レベル

cohesion

/koʊˈhiːʒn/

【決定】

物理学社会

語源

ラテン語の動詞 cohaerere (くっつく、結合する) の過去分詞幹 cohaes- に、行為や状態を示す名詞接尾辞 -ion が付いた形である。（ラテン語では cohaesio）
cohaerere は、接頭辞 co- (共に) + haerere (くっつく、付着する) に分解できる。

「互いにくっつくこと」が元の意味で、物理学では「分子間の引力（凝集力）」、一般的には「集団内の結びつき、結束」を意味する。

語源のつながり

例文

The military unit's strong cohesion was the primary factor in their success during the challenging and lengthy mission.(その軍事部隊の強い結束力が、困難で長期にわたる任務における彼らの成功の主な要因だった。)

語幹

co- 【共に、一緒に】

ラテン語の接頭辞「com-」(共に) が母音や h の前で co- になった形。

cooperate - 協力する
co-(共に) + operate(働く)。
coexist - 共存する
co-(共に) + exist(存在する)。
coincide - 同時に起こる、一致する
co-(共に) + in-(中に) + cid(落ちる)。

hes 【くっつく、ためらう】

ラテン語「haerere」(くっつく、付着する) に由来する語幹。

adhere - 付着する、固守する
ad-(〜へ) + here < haerere。
inherent - 固有の、生来の
in-(中に) + herent < haerere。内にくっついている。
hesitate - ためらう
ラテン語 haesitare (ためらう) < haerere (くっつく、行き詰まる)。

-ion 【行為、状態、結果】

行為、過程、状態、結果を表す名詞を作る接尾辞。

action - 行動
act(行う) + -ion(こと)。
relation - 関係
relate(関連づける) + -ion(こと)。
decision - 決定
decide(決める) + -ion(こと)。