大学〜一般レベル

adhesion

/ædˈhiʒən/

【決定】

一般科学

語源

ラテン語の adhaerere (「くっつく、付着する」) の過去分詞形 adhaesus に由来する名詞 adhaesio から。
これは ad- (「〜へ」) + haerere (「くっつく、固執する」) から成る。

物が表面に「くっつく (adhaerere)」こと、「付着、粘着」を意味する。転じて、特定の考えや集団への強い「執着、忠誠」を指すこともある。医学用語としても使われる。

語源のつながり

例文

Engineers study sea-urchin tube feet to mimic underwater adhesion for surgical glues.(技術者は手術用接着剤の水中付着を真似るためウニの管足を研究している。)

語幹

ad- 【〜へ、〜の方へ】

ラテン語の接頭辞。

addition - 追加
ad-(〜へ) + dare(与える)の過去分詞 datus + -ion。
admit - 認める
ad-(〜へ) + mittere(送る)。
adjacent - 隣接した
ad-(〜へ) + jacere(横たわる)。

hes 【くっつく、ためらう】

ラテン語「haerere」(くっつく、ためらう) に由来する語幹。

adhere - 付着する、固執する
ad-(〜へ) + haerere(くっつく)。
coherent - 一貫性のある
co-(共に) + haerere(くっつく)。共にくっついている、まとまりがある。
inherent - 固有の、生来の
in-(中に) + haerere(くっつく)。内部にくっついている。
hesitate - ためらう
ラテン語 haesitare (ためらう、haerereの反復形)。言葉や行動がくっついて出てこない様子。

-ion 【行為、状態、結果】

名詞を作る接尾辞。

action - 行動
act(行う) + -ion。
relation - 関係
relate(関連づける) + -ion。
decision - 決定
decide(決める)の語幹 + -ion。