大学〜一般レベル

discomfiture

/dɪsˈkʌmfɪtʃər/
【失敗】
一般
語源
古フランス語 desconfiture (敗北) が由来で、動詞 desconfire (打ち負かす) から来ている。
これは dis- (打ち消し、反対) + ラテン語 conficere (作る、成し遂げる、準備する - com- (共に、完全に) + facere (作る)) が変化した形 + 結果を示す名詞接尾辞 -ure から成る。

元々は「(計画などを)完全に打ち壊されること、打ち負かされること」を意味し、そこから「計画の失敗、挫折」や、それによって引き起こされる「当惑、困惑」を意味するようになった。
語源のつながり
例文
  • To his great discomfiture, he completely forgot his lines in the middle of his big speech, standing silently on stage.(大いに当惑したことに、彼は大事なスピーチの最中にセリフを完全に忘れ、舞台上で黙って立ち尽くした。)
語幹

dis- 【反対、分離、否定】

ラテン語由来の接頭辞。

  • disagree - 同意しない

    dis-(反対) + agree(同意する)。

  • disappear - 消える

    dis-(反対) + appear(現れる)。

  • disconnect - 接続を断つ

    dis-(反対) + connect(接続する)。

com- 【共に、一緒に、完全に】

ラテン語「con-」の異形。

  • complete - 完全な

    com-(完全に) + plere(満たす)。

  • combine - 結合する

    com-(共に) + bini(二つずつ)。

  • comfort - 慰め

    com-(強意) + fortis(強い)。強くする。

fit 【作る、整える】

ラテン語「facere」(作る、なす) が古フランス語「confire」(作る、準備する) を経て変化した「-fit」の部分。「dis-」+「confire」で「打ち負かす」。

  • profit - 利益

    pro-(前に) + facere(作る)。前進させるもの。

  • benefit - 利益

    bene(良く) + facere(作る)。良くするもの。

  • defeat - 打ち負かす

    de-(否定) + facere(作る)。作られたものを壊す。

  • confit - (砂糖や油で)保存する

    com-(共に) + facere(作る)。作り上げる。

-ure 【行為、結果、状態】

名詞を作る接尾辞。

  • pleasure - 喜び

    placere(喜ばせる) + -ure。

  • measure - 測る、尺度

    metiri(測る) + -ura。

  • failure - 失敗

    fail(失敗する) + -ure。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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