中学レベル

benefit

/ˈbenəfɪt/
【過多、過食】
経済社会
語源
ラテン語の benefactum (善行、恩恵) が古フランス語 bienfet を経て変化したものである。
benefactum は動詞 benefacere (善を行う、親切にする) の過去分詞中性形。
bene (良く) + facere (行う、なす)。

「良く行われたこと」が原義。そこから、物事からもたらされる良い結果である「利益」「恩恵」や、政府などから支給される「手当」を意味するようになった。動詞としても「利益を得る」や「〜のためになる」という意味で使われる。
語源のつながり
例文
  • Learning a second language can benefit your career opportunities globally as well as enhance your understanding of diverse cultures.(第二言語を学ぶことは、キャリアの機会を広げると同時に、多様な文化への理解を深めるのに役立つ。)
  • We must all learn to conserve precious natural resources like water and energy for the benefit of future generations.(私たちは皆、将来の世代のために、水やエネルギーのような貴重な天然資源を保存することを学ばなければならない。)
  • The philanthropist's legacy continues to benefit education for future generations.(慈善家の遺産は将来の世代のための教育に利益をもたらし続けている。)
語幹

bene 【良く、善】

ラテン語 bene (副詞: 良く) に由来する語幹。

  • benefactor - 後援者、恩人

    bene(良く) + factor(行う人)。

  • beneficial - 有益な

    bene(良く) + fic(作る) + -ial。

  • benevolent - 慈悲深い

    bene(良く) + volent(望む)。

fit 【行う、作る】

ラテン語 facere (行う、作る) の過去分詞 factum に由来する語幹。この単語では「行われたこと」の意。

  • profit - 利益

    pro-(前に) + fit(作られたもの)。前に作り出されたもの。

  • counterfeit - 偽造の

    counter-(反対に) + feit(fit の異形: 作る)。反対に作られたもの。

  • surfeit - 過多、過食

    sur-(超えて) + feit(fit の異形: 作る)。超えて作られたもの。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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