高校レベル

diligence

/ˈdɪlədʒəns/

【存在】

一般

語源

ラテン語の diligentia (ディーリゲンティア、「注意深さ、勤勉」) が由来で、これは形容詞 diligens (ディーリゲンス、「注意深い、勤勉な」、動詞 diligere「愛する、重んじる」の現在分詞) から来ている。
diligere は dis- (離れて、強調) + legere (レゲレ、「選ぶ、読む」) に分解でき、「特別に選ぶ、重んじる」ことから「注意を払う」という意味になった。

目標に向かって「注意深く熱心に努力し続けること」、「勤勉さ」を意味する。

語源のつながり

例文

Her success was not due to luck, but to her remarkable diligence and countless hours of hard work and preparation.(彼女の成功は幸運によるものではなく、彼女の驚くべき勤勉さと、数え切れないほどの努力と準備の時間によるものだった。)

語幹

di- 【離れて、別に】

ラテン語の接頭辞「dis-」の異形。

diligent - 勤勉な
ラテン語 diligens < diligere。
divide - 分ける
di-(離れて) + videre(分ける)。
divert - そらす
di-(離れて) + vertere(向ける)。
digress - 脱線する
di-(離れて) + gradi(歩む)。

lig 【選ぶ、集める、読む】

ラテン語「legere」(選ぶ、集める、読む) に由来する語幹。

diligent - 勤勉な
ラテン語 diligens < diligere。
collect - 集める
col-(共に) + legere(集める)。
elect - 選ぶ
e-(外へ) + legere(選ぶ)。
select - 選ぶ
se-(離して) + legere(選ぶ)。
legend - 伝説
ラテン語 legenda (読まれるべきもの) < legere。
legible - 読みやすい
ラテン語 legibilis < legere。
lecture - 講義
ラテン語 lectura (読むこと) < legere。

-ence 【状態、性質】

名詞を作る接尾辞。

difference - 違い
differ(異なる) + -ence。
patience - 忍耐
patient(忍耐強い) + -ence。
presence - 存在
present(存在する) + -ence。