大学〜一般レベル

ambiguity

/ˌæmbəˈɡjuəti/
【安全】
言語学一般
語源
ラテン語の ambiguitas (不確かさ、曖昧さ) が由来である。
これは形容詞 ambiguus (疑わしい、曖昧な) + -tas (性質・状態を示す名詞接尾辞、英語の -ty) から成る。
ambiguus は動詞 ambigere (ためらう、疑う、論争する) に由来し、これは ambi- (周りを、両側を) + agere (動かす、駆り立てる) に分解できる。

心が「両方の側へ動かされる」状態、つまりどちらとも決めかねる「不確かさ」や、一つの言葉や文が複数の意味に解釈できる「曖昧さ」「両義性」を意味する。
語源のつながり
例文
語幹

ambi- 【周りを、両方を】

ラテン語の接頭辞で、「周りを、両方を」の意味を持つ。

  • ambiguous - 曖昧な、多義的な

    ambi-(両方) + agere(動かす)。どちらにも解釈が動く。

  • ambition - 野心、大望

    ambi-(周りを) + ire(行く)。票を得るために周りを歩くことから。

  • ambivalent - 相反する感情を持つ

    ambi-(両方) + valere(力がある)。両方に力が引かれる。

ag 【動かす、行う、駆り立てる】

ラテン語「agere」(動かす、行う、駆り立てる) に由来する語幹。

  • agent - 代理人、行為者

    ag(行う) + -ent(人)。行う人。

  • active - 活動的な

    ag(行う) + -ive(の)。

  • navigate - 航行する、操縦する

    navis(船) + ag(動かす)。船を動かす。

-ity 【性質、状態】

名詞を作り、性質や状態を表すラテン語由来の接尾辞。

  • clarity - 明快さ

    clear(明確な) + -ity。

  • possibility - 可能性

    possible(可能な) + -ity。

  • security - 安全

    secure(安全な) + -ity。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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