大学〜一般レベル

aggrieved

/əˈɡrivd/
【祝福された】
法律一般
語源
古フランス語の動詞 agrever (重くする、悪化させる、悩ます) の過去分詞形に由来する。agrever はラテン語の aggravare (重くする) と同源である(aggravate を参照)。
ad- (〜へ、加えて) + gravis (重い)。

元々は「重荷を負わされた」「苦しめられた」という意味合いであったが、特に不当な扱いによって権利を侵害され、「不満を抱いた」「憤慨した」状態を表すようになった。
語源のつながり
例文
  • The aggrieved party filed an appeal, feeling that the initial court judgment did not provide adequate compensation for damages.(権利を侵害された当事者は、最初の裁判所の判決が損害に対して十分な補償を提供していないと感じ、控訴した。)
語幹

ag- 【〜へ、加えて】

ラテン語 ad- が 'g' の前で同化した形。

  • aggrieve - 権利を侵害する、苦しめる

    ag-(加えて) + griev(重くする)。

  • aggravate - 悪化させる

    ag-(〜へ) + grav(重い) + -ate。

  • aggregate - 集める、総計の

    ag-(〜へ) + greg(群れにする) + -ate。

  • aggress - 攻撃する

    ag-(〜へ) + gradi(歩む)。

griev 【重い、悲しませる】

ラテン語 gravare (重くする、負担をかける) が古フランス語 grever を経て変化した語幹。gravis (重い) に由来。

  • aggrieve - 権利を侵害する、苦しめる

    ag-(加えて) + griev(重くする)。

  • grief - 深い悲しみ

    古フランス語 grief (重荷、悲しみ) から。griev(重い) に由来。

  • grievance - 不平、苦情

    古フランス語 grevance。griev(重くする) + -ance。

  • grievous - (苦痛などが)ひどい、重大な

    古フランス語 grevous。griev(重い) + -ous。

-ed 【〜された】

過去分詞・形容詞を作る接尾辞。

  • talented - 才能のある

    talent(才能) + -ed。

  • learned - 学識のある

    learn(学ぶ) + -ed。

  • blessed - 祝福された

    bless(祝福する) + -ed。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®準1級
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英検®2級
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