大学〜一般レベル

grievance

/ˈɡriːvəns/

【出現、外観】

法律一般

語源

古フランス語の grevance (損害、苦痛、不満) に由来する。
これは「重荷を負わせる、苦しめる」を意味する動詞 grever に、状態や行為を表す名詞を作る接尾辞 -ance が付いた形である。
grever はラテン語の gravare (重荷を負わせる) に由来し、これは形容詞 gravis (重い) に関連している。

元々は「重荷、苦痛」を意味したが、そこから「苦痛の原因となる事柄」、つまり「不平、苦情」を指すようになった。

語源のつながり

例文

The employee filed a grievance with human resources regarding unfair treatment and discrimination in the workplace.(従業員は職場での不公平な待遇と差別に関して人事部に苦情を申し立てた。)

語幹

griev 【重荷を負わせる、悩ます】

ラテン語 gravare (重荷を負わせる) に由来する語幹。

grieve - 深く悲しむ
griev(重荷を負わせる) から。
grievous - 痛ましい、重大な
griev(重荷) + -ous(形容詞化)。
aggrieve - 〜を苦しめる
ad-(〜へ) + griev(重荷を負わせる)。

-ance 【状態、行為】

状態や行為を表す名詞を作る接尾辞。

performance - 遂行、演技
perform(遂行する) + -ance(こと)。
importance - 重要性
important(重要な) + -ance(状態)。
appearance - 出現、外観
appear(現れる) + -ance(こと)。