専門レベル

immanent

/ˈɪmənənt/
【異なる】
哲学
語源
ラテン語の動詞 immanere 「(〜の中に)とどまる、内在する」の現在分詞 immanens が由来である。
これは im- (in-) 「中に」と manere 「とどまる、残る」から成る。

外部から来るのではなく、物事の「内部に元々とどまっている」、「内在する」「固有の」性質や原理を指す。哲学や神学で使われることが多い。eminent(卓越した)や imminent(差し迫った)と混同しないように注意。
語源のつながり
例文
語幹

im- 【中に】

ラテン語 in- (中に) が m, p, b の前で im- になった形。

  • imminent - 差し迫った

    ラテン語 imminere (上に突き出る) < im-(上に) + minere(突き出る)。immanent とは語源が異なる。

  • import - 輸入する

    im-(中に) + portare(運ぶ)。

  • immerse - 浸す

    im-(中に) + mergere(沈める)。

man 【とどまる】

ラテン語「manere」(とどまる) に由来する語幹。

  • remain - 残る、とどまる

    re-(後ろに) + manere(とどまる)。

  • permanent - 永続的な

    per-(通して) + manere(とどまる)。ずっととどまる。

  • mansion - 大邸宅

    ラテン語 mansio (滞在、住居) < manere。

  • manor - 荘園

    ラテン語 manere (とどまる、住む)。

-ent 【〜している(状態)】

ラテン語の現在分詞語尾 -ens から。形容詞を作る。

  • present - 現在の、出席している

    pre-(前に) + esse(いる) の現在分詞語幹 sens。

  • absent - 不在の

    ab-(離れて) + esse(いる) の現在分詞語幹 sens。

  • different - 異なる

    differre(異なる) の現在分詞 differens。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
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