専門レベル

adduction

/əˈdʌkʃən/

【視力、未来像】

医学生物学

語源

ラテン語の adductio (引き寄せること) が由来である。
これは動詞 adducere (〜へ導く、引き寄せる) + -io (行為)。
ad- (〜へ) + ducere (導く、引く)。

生理学で、腕や脚などを体の中心線（正中線）の方向へ「引き寄せる」動き、「内転」を指す。abduction (外転) の対義語。conduct (導く) や produce (生産する) と関連がある。

語源のつながり

例文

Physiotherapists tested hip adduction strength weekly to track recovery after marathon-related groin strains.(理学療法士はマラソンによる鼠径部損傷の回復を追うため、股関節内転筋力を毎週測定した。)

語幹

ad- 【〜へ】

ラテン語の接頭辞。

adapt - 適応させる
ad-(〜へ) + apt(適合した)。
admit - 認める
ad-(〜へ) + mit(送る)。
adore - 崇拝する
ad-(〜へ) + orare(祈る)。

duct 【導く】

ラテン語 ducere(導く) に由来する語幹。

conduct - 行う、導く
con-(共に) + duct(導く)。
deduce - 推論する
de-(下に、離れて) + duce(< ducere 導く)。導き出す。
produce - 生産する
pro-(前に) + duce(< ducere 導く)。前に導き出す。
introduce - 紹介する
intro-(中に) + duce(< ducere 導く)。中に導き入れる。
reduce - 減らす
re-(後ろに) + duce(< ducere 導く)。後ろへ導く。

-ion 【行為、状態、結果】

名詞を作る接尾辞。

action - 行動
act(行う) + -ion。
relation - 関係
relate(関係づける) + -ion。
vision - 視力、未来像
videre(見る)の語幹 vis + -ion。