大学〜一般レベル

accretion

/əˈkriʃən/

【創造】

科学地質学

語源

ラテン語の動詞 accrescere (アックレースケレ、「増大する、成長する」) の過去分詞 accretus から派生した名詞 accretio に由来する。
accrescere は ad- (〜へ、加えて) + crescere (クレースケレ、「成長する、大きくなる」) に分解できる。

物質が徐々に「付着して大きくなる」ことや、そのようにしてできた「付着物」、あるいは全般的な「増大」「成長」を指す。地質学や天文学でも使われる。

語源のつながり

例文

Infrared telescopes capture dust accretion disks around young stars, revealing early planet formation stages.(赤外線望遠鏡は若い恒星を取り巻く塵の降着円盤を捉え、惑星形成初期を明らかにする。)

語幹

ac- 【〜へ、〜に加えて】

ラテン語の接頭辞 ad- が c の前で変化した形。

accept - 受け入れる
ad-(〜へ) + capere(取る)。
access - 接近、アクセス
ad-(〜へ) + cedere(行く)。
accompany - 同行する
ad-(〜へ) + company(仲間)。

cret 【成長する、生じる】

ラテン語 crescere (成長する、生じる) の完了分詞 cretus に由来する語幹。

increase - 増加する
in-(中に) + crescere(成長する)。
decrease - 減少する
de-(下に) + crescere(成長する)。
crescent - 三日月
ラテン語 crescens (成長している)。crescere の現在分詞。
concrete - 具体的な、コンクリート
con-(共に) + crescere(成長する) の完了分詞 cretus。共に成長して固まった。
create - 創造する
ラテン語 creare (生み出す)。crescere と同根 (ker-)。

-ion 【行為、状態、結果】

名詞を作る接尾辞。ラテン語 -io に由来。

action - 行動
act(行う) + -ion。
relation - 関係
relate(関連づける) + -ion。
creation - 創造
create(創造する) + -ion。