大学〜一般レベル

omission

/oʊˈmɪʃn/
【視力、未来像】
一般言語学
語源
ラテン語 omissio (省略) が由来である。
これはラテン語の動詞 omittere (行かせっぱなしにする、省略する、怠る) の過去分詞幹 omiss- + 名詞を作る接尾辞 -io から成る。
omittere は o- (ラテン語 ob- の変化形で、「離れて」や「怠って」の意味) + ラテン語 mittere (送る、行かせる) に分解できる。

「行かせっぱなしにする、放置する」という元の意味から、「省略する、怠る」という意味に発展し、その名詞形が omission である。
語源のつながり
例文
  • The omission of his name from the final report was an unfortunate error.(最終報告書から彼の名前が省略されたのは、不運な誤りだった。)
語幹

o- 【離れて、怠って】

ラテン語の接頭辞「ob-」が m の前で変化した形。

  • omit - 省略する、怠る

    o-(離れて) + mittere(送る)。

  • occur - 起こる

    oc-(ob-, 〜に向かって) + currere(走る)。

  • oppose - 反対する

    op-(ob-, 〜に対して) + ponere(置く)。

miss 【送る、行かせる】

ラテン語「mittere」(送る、投げる、行かせる) の過去分詞幹「miss-」に由来する語幹。

  • mission - 任務、使節団、伝道

    miss(送る) + -ion(こと)。送られること、任務。

  • transmit - 送る、伝える

    trans-(横切って) + mittere(送る)。

  • permit - 許可する

    per-(通して) + mittere(行かせる)。通らせる。

  • commit - 委託する、犯す

    com-(共に→完全に) + mittere(送る)。完全に送る→委ねる。

  • admit - 認める、入れる

    ad-(〜へ) + mittere(送る)。〜へ送る→入れる。

-ion 【〜すること、〜の状態】

行為、状態、結果を示す名詞を作る接尾辞。

  • action - 行動

    act(行う) + -ion。

  • nation - 国家

    nat(生まれる) + -ion。

  • vision - 視力、未来像

    vis(見る) + -ion。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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