大学〜一般レベル

impertinent

/ɪmˈpɜːrtənənt/
【頻繁な】
一般
語源
im- (否定) + pertinent (関連のある、適切な) である。
pertinent はラテン語 pertinere (属する、関係する) に由来し、per- (通して、完全に) + tinere (保つ、持つ) に分解できる。「全体を通して関連を保っている」が元の意味である。

従って impertinent は元々「関連のない」「的はずれな」という意味であった。そこから「場違いな(言動)」「でしゃばりの」「失礼な」という意味に転じた。
語源のつながり
例文
  • The student's impertinent comment to the teacher was both rude and disrespectful.(その生徒の教師に対する失礼なコメントは、無作法で無礼なものだった。)
語幹

im- 【否定(〜でない)】

ラテン語の接頭辞 in- が m, p, b の前で変化した形。

  • impossible - 不可能な

    im-(否定) + possible(可能な)。

  • impolite - 無礼な

    im-(否定) + polite(礼儀正しい)。

  • immature - 未熟な

    im-(否定) + mature(成熟した)。

per 【通して、完全に】

ラテン語の接頭辞「per」(〜を通して、完全に)。

  • permit - 許可する

    per(通して) + mit(送る)。通り抜けることを許す。

  • perfect - 完全な

    per(完全に) + fect(作る)。完全に作られた。

  • persist - 固執する、持続する

    per(完全に) + sist(立つ)。最後まで立ち続ける。

  • pertinent - 関連のある、適切な

    per(通して) + tin(保つ) + -ent。最後まで関連性を保っている。

tin 【保つ、持つ】

ラテン語「tenere」(保つ、持つ) に由来する語幹。tinere の形でも使われる。

  • pertinent - 関連のある、適切な

    per(通して) + tin(保つ) + -ent。最後まで関連性を保っている。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tin(保つ)。中に保つ。

  • maintain - 維持する

    main(手) + tin(保つ)。手で保つ。

  • retain - 保持する

    re-(後ろに) + tin(保つ)。後ろに引き止めておく。

  • abstinent - 禁欲的な

    abs-(離れて) + tin(保つ) + -ent。何かから離れて身を保つ。

-ent 【〜の性質を持つ】

形容詞を作る接尾辞。

  • different - 異なる

    differ(異なる) + -ent。

  • excellent - 優れた

    excel(秀でる) + -ent。

  • frequent - 頻繁な

    ラテン語 frequens から。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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