中学レベル

different

/ˈdɪfərənt/

【異なる、様々な】

一般

語源

ラテン語の動詞 differre (別々に運ぶ、異なる、延期する) の現在分詞 differens (異なった) が語源である。

differre は dis- (離れて、別々に) + ferre (運ぶ、持つ) に分解できる。「別々の方向に運ばれる」というイメージから、「異なる」「違っている」という意味になった。また、「様々な」という意味も持つ。

語源のつながり

例文

The restaurant offers many different types of pizza, with a wide variety of toppings to suit everyone's personal taste.(そのレストランは、皆の個人的な好みに合うように多種多様なトッピングを備えた、多くの異なる種類のピザを提供している。)

語幹

dif- (dis-) 【離れて、別々に、否定】

ラテン語の接頭辞 dis- が f の前で dif- に変化した形。

fer 【運ぶ、持つ】

ラテン語 ferre (運ぶ、持つ) に由来する語幹。lat- という異形（過去分詞）もある。

differ - 異なる
dis-(離れて) + fer(運ぶ)。
difference - 違い
differ + -ence。
differentiate - 区別する
different + -iate。
infer - 推論する
in-(中に) + fer(運ぶ)。
offer - 提供する
ob-(〜に向かって) + fer(運ぶ)。
prefer - 〜の方を好む
pre-(前に) + fer(運ぶ)。
transfer - 移す
trans-(越えて) + fer(運ぶ)。
conference - 会議
con-(共に) + fer(運ぶ)。
refer - 言及する、参照する
re-(再び) + fer(運ぶ)。
suffer - 苦しむ、受ける
sub-(下に) + fer(運ぶ)。下で（重荷を）運ぶ。
fertile - 肥沃な、多産の
ラテン語 fertilis (生産的な)。ferre (産む、運ぶ) + -ilis。

-ent 【〜の状態にある】

形容詞または名詞を作る接尾辞。

absent - 不在の
ab-(離れて) + esse(いる) + -ent。
frequent - 頻繁な
ラテン語 frequens。
patient - 忍耐強い、患者
ラテン語 patiens (耐え忍ぶ)。pati (苦しむ、耐える) + -ens。