高校レベル

comparative

/kəmˈpærətɪv/
【おしゃべりな】
言語学科学
語源
形容詞・名詞。ラテン語の comparativus (比較の) が由来である。
これは動詞 comparare (比較する) + -ivus (英語の -ive)。
compararecom- (共に) + parare (準備する、等しくする < par 等しい)。

「共に並べて(等しいか)比べる性質の」が原義。「比較の」「比較による」、文法における「比較級(の)」、あるいは絶対的ではなく他との比較によって決まる「相対的な」という意味を持つ。
語源のつながり
例文
  • A comparative study of the two novels revealed interesting similarities in their themes and character development.(2つの小説の比較研究により、テーマや登場人物の発展における興味深い類似点が明らかになった。)
  • Their discussion club focuses on comparative theology across world religions.(彼らのディスカッションクラブは世界の宗教における比較神学を扱う。)
語幹

com- 【共に、一緒に】

ラテン語の接頭辞 cum (共に) に由来。

  • compare - 比較する

    com-(共に) + pare(等しくする)。共に置いて等しいか見る。

  • combine - 結合する

    com-(共に) + bine(二つ)。

  • commit - 委託する、行う

    com-(完全に) + mit(送る)。

par 【等しい、同等の】

ラテン語 par (等しい) に由来する語幹。

  • compare - 比較する

    com-(共に) + pare(等しくする)。共に置いて等しいか見る。

  • parity - 同等、等価

    par(等しい) + -ity(状態)。

  • peer - 同僚、同等の人

    ラテン語 par (等しい) が古フランス語 per を経て英語になった。

  • disparate - 異種の、全く異なる

    dis-(否定) + par(等しい) + -ate。等しくない。

  • pair - 一対

    ラテン語 paria (等しいもの、一対) から。

-ative 【〜の性質を持つ、〜の傾向がある】

形容詞や名詞を作る接尾辞。

  • negative - 否定的な

    negate(否定する) + -ative。

  • relative - 相対的な、親戚

    relate(関連づける) + -ative。

  • talkative - おしゃべりな

    talk(話す) + -ative。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 0
Random