専門レベル

clastic

/ˈklæstɪk/

【公共の】

地質学

語源

ギリシャ語の klastos (κλαστός) 「壊された、砕かれた」（klan (κλᾶν) 「壊す、砕く」から派生）に、形容詞化する接尾辞 -ic を付けた地質学用語である。

岩石が既存の岩石の破片（砕屑物）が集まってできた、「破砕性の」「砕屑（さいせつ）性の」という意味を持つ。

語源のつながり

例文

Geologists study clastic sedimentary rocks to understand ancient environmental conditions and reconstruct Earth's geological history over millions of years.(地質学者は砕屑堆積岩を研究して古代の環境条件を理解し、数千万年にわたる地球の地質史を再構築する。)

語幹

clast 【壊れたもの】

ギリシャ語「klastos」(壊れた) < 「klan」(壊す) に由来する語幹。

iconoclast - 偶像破壊者
icon(像) + clast(壊す人)。
pyroclastic - 火砕性の
pyro(火) + clastic(破砕性の)。火山噴出物に関する。
osteoclast - 破骨細胞
osteo(骨) + clast(壊すもの)。骨を吸収・破壊する細胞。
autoclastic - 自破砕の
auto(自己) + clastic(破砕性の)。岩石が自身の運動で破砕されること。

-ic 【〜の、〜に関する】

形容詞を作る接尾辞。

music - 音楽
ラテン語 musica < ギリシャ語 mousike (ムーサの技芸)。
electric - 電気の
ギリシャ語 elektron(琥珀) + -ic。
public - 公共の
ラテン語 publicus < populus(人々)。