高校レベル

insecurity

/ˌɪnsɪˈkjʊrəti/
【明快さ】
心理学一般
語源
否定の接頭辞 in- + security (安全、安心) から成る。
security はラテン語の securitas に由来し、これは se- (離れて、〜なしに) + cura (心配、気づかい、世話) + 状態を示す名詞接尾辞 -itas (英語では -ity) に分解できる。

security が「心配から離れている状態」つまり「安全、安心」を意味するのに対し、insecurity はその否定で、「安全でない状態(不安定)」や「安心できない気持ち(不安感)」を表す。
語源のつながり
例文
  • Financial insecurity affects mental health and family relationships negatively.(経済的不安定さは精神的健康と家族関係に悪影響を与える。)
語幹

in- 【否定(非、無、不)】

ラテン語の接頭辞。

  • inactive - 活動していない

    in-(否定) + active(活動的な)。

  • incorrect - 不正確な

    in-(否定) + correct(正確な)。

  • invisible - 見えない

    in-(否定) + visible(見える)。

se- 【離れて、〜なしに】

ラテン語の接頭辞。

  • separate - 分離する

    se-(離れて) + parare(準備する、手配する)。

  • select - 選ぶ

    se-(離れて) + legere(集める、選ぶ)。

  • seduce - 誘惑する

    se-(離れて) + ducere(導く) → 脇道へ導く。

  • secure - 安全な、確保する

    se-(〜なしに) + cur(心配) → 心配のない。

cur 【心配、世話、注意】

ラテン語「cura」に由来する語幹。

  • secure - 安全な、確保する

    se-(〜なしに) + cur(心配) → 心配のない。

  • cure - 治療する、治療法

    ラテン語「cura」(世話、治療)。

  • curious - 好奇心の強い

    cura(注意、世話) + -ous(満ちた) → 注意深い、知りたがる。

  • procure - 手に入れる、調達する

    pro-(〜のために) + cur(世話をする) → 世話して手に入れる。

  • accurate - 正確な

    ad-(〜へ) + cur(注意) + -ate → 注意を向けた。

-ity 【性質、状態】

名詞を作る接尾辞。

  • reality - 現実

    real(現実の) + -ity。

  • ability - 能力

    able(できる) + -ity。

  • clarity - 明快さ

    clear(明確な) + -ity。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 0
Random