大学〜一般レベル

hereditary

/həˈrɛdɪˌtɛri/
【秘書】
科学医学
語源
ラテン語の hereditarius (相続に関する、世襲の、遺伝の) が語源である。
これは、ラテン語の heres (相続人) [属格 heredis] + 形容詞を作る接尾辞 -arius (〜に関する) から成り立っている。

元々は「相続人に関わる」という意味で、財産や地位などが親から子へ受け継がれる「世襲の」という意味で使われた。後に、生物学的な形質が親から子へ伝わる「遺伝性の」という意味でも使われるようになった。
語源のつながり
例文
  • Geneticists traced the hereditary trait through three generations, ultimately identifying a rare mutation linked to enhanced metabolic function in the descendants.(遺伝学者は三世代にわたって遺伝性形質を追跡し、子孫の代で代謝機能が強化されるまれな変異を同定した。)
  • Geneticists mapped the entire chromosome sequence to identify genes linked to hereditary diseases.(遺伝学者は遺伝病に関連する遺伝子を特定するため、染色体全体の配列をマッピングした。)
語幹

hered 【相続人】

ラテン語「heres」(相続人) の語幹「hered-」に由来。

  • heredity - 遺伝

    ラテン語 hereditas (相続) から。hered(相続人) + -itas。

  • inherit - 相続する、受け継ぐ

    in-(中に) + ラテン語 hereditare (相続する)。heres の派生。

  • heritage - 遺産

    古フランス語 heritage から。heritier (相続する) + -age。heres 由来。

  • heritable - 相続できる

    古フランス語 heriter (相続する) + -able。

-it 【(形態素間の接続音/要素)】

語形成における接続要素または中間接尾辞の一部。

  • heredity - 遺伝

    ラテン語 hereditas (相続) から。hered(相続人) + -itas。

-ary 【〜に関する、〜の場所に属する】

形容詞または名詞を作る接尾辞。

  • library - 図書館

    liber(本) + -arium(場所) -> library。

  • dictionary - 辞書

    dictio(言葉) + -arium(場所)。

  • secretary - 秘書

    secretum(秘密) + -arius(人)。秘密を扱う人。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 0
Random