高校レベル

decay

/dɪˈkeɪ/
【機会、時】
科学生物学
語源
動詞・名詞。古フランス語の decair を経て、俗ラテン語の decadere (下に落ちる、衰える) が由来である。
ラテン語の decidere (< de- 下に + cadere 落ちる)。

「(状態が)下に落ちる」ことが原義。有機物が「腐る」「腐敗する」、歯が「虫歯になる」、体力や勢い、建物などが「衰える」という意味の動詞。名詞としても「腐敗」「虫歯」「衰退」などを意味する。deciduous (落葉性の) や accident (事故) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • Tooth decay can be prevented by brushing regularly and reducing sugar intake.(虫歯は定期的に歯を磨き、砂糖摂取を減らすことで予防できる。)
  • Curiously, the abandoned building showed no signs of decay despite being empty for over twenty years.(奇妙にも、その廃墟となった建物は20年以上空き家だったにもかかわらず、腐朽の兆候を全く示さなかった。)
語幹

de- 【下に、離れて】

ラテン語の接頭辞。「下に」「離れて」の意味。

  • decrease - 減少する

    de-(下に) + crease(成長する)。

  • decide - 決定する

    de-(離れて) + cide(切る)。

  • descend - 下る

    de-(下に) + scend(登る)。

cay 【落ちる】

ラテン語 cadere(落ちる) に由来する語幹。cid-, cas- としても現れる。

  • decadent - 退廃的な

    de-(下に) + cad(落ちる) + -ent。落ちていく状態。

  • casualty - 死傷者、犠牲者

    cas(落ちる) + -ualty。偶然落ちてきた(起こった)不幸な出来事、それによる死傷者。

  • occasion - 機会、時

    oc-(〜に向かって) + cas(落ちる) + -ion。〜に向かって落ちてくる(巡ってくる)時。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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