専門レベル

tomography

/təˈmɑːɡrəfi/

【写真術】

医学技術

語源

ギリシャ語の tome (切断、切片) と graphia (記録、記述) を組み合わせた言葉である。間に連結母音の -o- が入っている。

「切片 (tome) を記録する (graphia) こと」が元の意味である。体を仮想的に切断した断面（断層）の画像を撮影する技術、例えばCTスキャンなどがこれにあたる。

語源のつながり

例文

Advanced tomography techniques allow doctors to create detailed three-dimensional images of internal organs without invasive surgical procedures.(高度な断層撮影技術により、医師は侵襲的な外科手術なしに内臓の詳細な三次元画像を作成できる。)

語幹

tom 【切断、切片】

ギリシャ語「tome」(切断、切片) に由来する語幹。temnein(切る)から。

anatomy - 解剖学
ana-(上に、分けて) + tom(切る) + -y。切り分けること。
atom - 原子
a-(無い) + tom(切る)。これ以上切れないもの。
epitome - 縮図、典型
epi-(上に) + tom(切る)。上に切り取ったもの、要約。
microtome - ミクロトーム（組織標本作成用の薄切装置）
micro-(小さい) + tom(切る)。

graphy 【記録（法）、記述（法）、〜図】

ギリシャ語「-graphia」(書くこと、記録) に由来する接尾辞。graphein(書く)から。

biography - 伝記
bio(生命) + graphy(記述)。
geography - 地理学
geo(地球) + graphy(記述)。
photography - 写真術
photo(光) + graphy(記録)。