高校レベル

occupant

/ˈɑːkjəpənt/

【重要な】

一般法律

語源

ラテン語 occupans (占有している) が由来で、これは動詞 occupare (占有する) の現在分詞形である。
occupare は oc- (ラテン語 ob- の変化形で、ここでは「完全に」や「〜の上に」のような強意) + ラテン語 capere (取る) の語幹 cup- (母音が変化) から成る。

つまり、「場所を完全に取っている人」が元の意味であり、そこから「占有者、居住者、乗員」を指すようになった。

語源のつながり

例文

The previous occupant of the apartment left behind some old furniture.(そのアパートの前の居住者は、古い家具をいくつか残していった。)

語幹

oc- 【〜に向かって、〜に対して、完全に】

ラテン語の接頭辞「ob-」が c の前で変化した形。

occur - 起こる
oc-(〜に向かって) + currere(走る)。
oppose - 反対する
op-(ob-, 〜に対して) + ponere(置く)。
occasion - 時、機会
oc-(〜に向かって) + cadere(落ちる)。

cup 【取る、つかむ】

ラテン語「capere」(取る、つかむ、収容する) に由来する語幹。o- の後などで a が u に変化した形。

occupy - 占める、従事させる
oc-(完全に) + capere(取る)。
capture - 捕らえる、捕獲
ラテン語「captura」(捕獲) < capere(取る)。capere の語幹 cap- を持つ。
accept - 受け入れる
ラテン語「acceptare」。ad-(〜へ) + capere(取る)。capere の語幹 cep- を持つ。
receive - 受け取る
ラテン語「recipere」。re-(後ろへ) + capere(取る)。capere の語幹 cip-/ceiv- を持つ。
participate - 参加する
ラテン語「participare」。pars(部分) + capere(取る)。部分を取る＝参加する。capere の語幹 cip- を持つ。

-ant 【〜する人、〜の状態の】

行為者や状態を示す名詞や形容詞を作る接尾辞。

assistant - 助手
assist(助ける) + -ant。
servant - 使用人
serve(仕える) + -ant。
important - 重要な
import(重要である) + -ant。