大学〜一般レベル

ingenious

/ɪnˈdʒiːniəs/
【真剣な、重大な】
技術芸術
語源
ラテン語の ingeniosus (才能のある、利口な、独創的な) が由来。
名詞 ingenium (生まれつきの性質・才能、知性 < in- 中に + gignere 生む (過去分詞 genitus)) + -osus (〜に満ちた)。

「(内部に)生まれつき備わっている」優れた才能に満ちている、というが原義。新しいアイデアを生み出したり、問題を巧みに解決したりする「巧妙な」「独創的な」性質を表す。機械などが「精巧にできている」ことも示す。engine (エンジン) や genius (天才) と関連がある。ingenuous (純真な、無邪気な - 生まれながらの) と混同しやすい。
語源のつながり
例文
  • His ingenious solution streamlined the manufacturing process significantly.(彼の巧妙な解決策が製造工程を大幅に簡素化した。)
  • The ancient Roman villa featured an ingenious hypocaust system that circulated hot air beneath marble floors throughout winter months.(古代ローマの別荘には、冬の間大理石の床下に熱気を循環させる巧妙なハイポコースト暖房システムがあった。)
語幹

in- 【中に】

ラテン語の接頭辞。

  • include - 含む

    in-(中に) + clud(閉じる)。

  • induce - 誘発する

    in-(〜へ) + duc(導く)。

  • inform - 知らせる

    in-(中に) + form(形作る)。

gen 【生む、種族】

ラテン語「gignere」(生む) やギリシャ語「genos」(種族、種類) に由来する語幹。

  • generate - 生み出す、発生させる

    gen(生む) + -er(動詞化) + -ate。

  • gene - 遺伝子

    ギリシャ語 genos (生まれ) から。

  • genius - 天才

    ラテン語 genius (守護霊、才能)。生まれつきの才能。

  • genuine - 本物の、真の

    ラテン語 genuinus (生まれながらの)。

  • gentle - 優しい、穏やかな

    ラテン語 gentilis (同じ氏族の)。生まれが良い。

-ious 【〜の性質を持つ、〜に満ちた】

形容詞を作る接尾辞「-ous」の異形。

  • previous - 前の

    pre(前に) + vi(道) + -ous。

  • curious - 好奇心の強い

    cura(注意、世話) + -ious。

  • serious - 真剣な、重大な

    ラテン語 serius (真面目な) から。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®準1級
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英検®2級
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