高校レベル

fracture

/ˈfræktʃər/
骨折、割れ目、破壊
医学, 物理学

語源

ラテン語の fractura (骨折、壊れること、割れ目) に由来する。

これも動詞 frangere (壊す、砕く) の過去分詞 fractus (壊された) + 行為や結果、状態を表す名詞を作る接尾辞 -ura から成り立っている。

「壊れた状態」が原義であり、特に「骨折」や物体の「割れ目」「ひび」「破壊」を指す。fraction が一部分や比率を指すのに対し、fracture は物理的な破壊や断裂そのものを指すことが多い。

語源のつながり

例文

  • The X-ray revealed a small fracture in his wrist, which will require a cast for about six weeks.(X線検査により、彼の手首に小さな骨折があることが明らかになり、約6週間のギプスが必要となるだろう。)

語幹

fract 【壊す】

ラテン語 frangere (壊す) の過去分詞幹 fract-。異形に frag, fring がある。

  • fraction - 一部分、分数

    fractus(壊れた) + -io(こと)。

  • fragment - 断片

    ラテン語 fragmentum < frangere。

  • infringe - 侵害する

    in-(中に) + frangere(壊す)。

  • refract - 屈折させる

    re-(後ろへ) + frangere(壊す)。

-ure 【行為、結果、状態】

ラテン語 -ura に由来する名詞接尾辞。

  • picture - 絵、写真

    pictus(描かれた) + -ura。

  • nature - 自然、性質

    natus(生まれた) + -ura。

  • failure - 失敗

    fail + -ure。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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