大学〜一般レベル

divergent

/daɪˈvɜrdʒənt/

【頻繁な】

一般数学

語源

ラテン語の動詞 divergere (別々の方向に曲がる、分岐する) の現在分詞 divergens が由来である。
これは di- (dis- の異形、離れて、別々に) + vergere (verg の部分、曲がる、傾く、向かう) から成る。

「別々の方向に傾いていく、離れていく」というのが元の意味である。道や線などが「分岐する」様子や、意見、考え方、性質などが「異なる、標準から外れる」ことを表す形容詞である。

語源のつながり

例文

The committee members held divergent views on the budget proposal, making consensus nearly impossible to achieve.(委員会メンバーは予算案について異なる見解を持ち、合意形成がほぼ不可能だった。)

語幹

verg 【曲がる、傾く】

ラテン語 vergere (曲がる、傾く) に由来する語幹。

diverge - 分岐する、異なる
dis-(離れて) + verg(曲がる)。
divergence - 分岐、相違
diverge + -ence。
converge - 集まる、収束する
con-(共に) + verg(曲がる)。共に同じ方向へ曲がる。
convergence - 集中、収束
converge + -ence。
verge - 縁、へり、〜に傾く
ラテン語 virga (棒、杖) からの語（縁、境界）と、ラテン語 vergere (傾く) からの語（〜しそうになる）が合流している。

-ent 【〜の状態にある】

形容詞または名詞を作る接尾辞。

different - 異なる
differ(異なる) + -ent。
absent - 不在の
ab-(離れて) + esse(いる) + -ent。
frequent - 頻繁な
ラテン語 frequens。