高校レベル

dimension

/dəˈmenʃn/
【釣り合った、相応の】
数学物理学
語源
ラテン語の dimensio (測定、寸法) がフランス語を経て入ったものである。
これは動詞 dimetiri (測り終える、測定する) の過去分詞 dimensus + -io (行為・状態)。
dimetiridi- (dis-「離れて、完全に」) + metiri (測る)。

元々は「(完全に)測ること」やその結果である「寸法」「大きさ」を意味した。そこから、長さ・幅・高さといった空間の広がりを示す「次元」 (three dimensions 3次元) や、問題や状況の異なる「側面」「様相」を指すようになった。measure (測る) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • The artist used perspective to create the illusion of depth and a third dimension on the flat canvas.(その芸術家は、平らなキャンバスに深みと三次元の錯覚を生み出すために遠近法を用いた。)
語幹

di- 【離れて、完全に】

ラテン語の接頭辞 dis- が変化したもの。

  • divide - 分割する

    dis-(離れて) + videre(分ける)。

  • direct - 指示する、まっすぐな

    dis-(離れて) + regere(導く)。

  • diligent - 勤勉な

    dis-(離れて) + legere(選ぶ)。

mens 【測る】

ラテン語 metiri (測る) の過去分詞幹 mens- に由来。meter, metr も同根。

  • measure - 測る、寸法

    ラテン語 mensura (測定) から。metiri の派生語。

  • immense - 巨大な、計り知れない

    ラテン語 immensus。in-(否定) + mensus(測られた)。

  • commensurate - 釣り合った、相応の

    ラテン語 commensuratus。com-(共に) + mensurare(測る)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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