専門レベル

commorancy

/ˈkɑːmərənsi/
【空虚、空室】
法律
語源
ラテン語の動詞 commorari 「(〜と共に)滞在する、居住する」(com- 「共に」 + morari 「遅らせる、滞在する」)から派生した名詞である。

特定の場所に「滞在する」こと、「居住」を指す法律用語。
語源のつながり
例文
  • The court needed to establish the defendant's commorancy within the city to confirm its jurisdiction over the case.(裁判所は、その事件に対する管轄権を確認するために、被告が市内に居住していることを立証する必要があった。)
語幹

com- 【共に、一緒に】

ラテン語の接頭辞。後に続く音によって co-, col-, con-, cor- などに変化する。

  • commorant - 居住している(形容詞)、居住者(名詞)

    ラテン語 commorans (滞在している)。

mor 【滞在する、遅れる】

ラテン語 morari (滞在する、遅れる) に由来する語幹。mora (遅延) と関連。

  • commorant - 居住している(形容詞)、居住者(名詞)

    ラテン語 commorans (滞在している)。

  • moratorium - 支払猶予期間

    ラテン語 moratorius (遅延させる) < mora (遅延)。

  • demur - 異議を唱える、ためらう

    古フランス語 demorer < ラテン語 demorari (遅れる、ためらう)。de-(強意) + morari(遅れる)。

  • remora - コバンザメ、遅延、障害

    ラテン語 remora (遅延、障害)。re-(後ろへ) + mora(遅延)。船を遅らせると信じられていた魚。

-ancy 【状態、性質】

ラテン語 -antia に由来。名詞を作る接尾辞。

  • expectancy - 期待、見込み

    expect(期待する) + -ancy。

  • infancy - 幼児期

    infant(幼児) + -ancy。

  • vacancy - 空虚、空室

    vacant(空の) + -ancy。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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