大学〜一般レベル

commonwealth

/ˈkɑːmənˌwelθ/

【強さ】

政治歴史

語源

common 「共通の、公共の」と wealth 「富、繁栄、福祉」（weal 「幸福、繁栄」から派生）を組み合わせた言葉である。

元々は「公共の福祉」や「国家」を意味し、そこから独立した国家や州の連合体「連邦」（例: the Commonwealth of Nations イギリス連邦）、あるいは「共和国」を指すようになった。

語源のつながり

例文

Australia is a constitutional monarchy and a member of the Commonwealth of Nations, with the British monarch as head.(オーストラリアは立憲君主制国家であり、イギリスの君主を元首とするイギリス連邦の一員である。)

語幹

com 【共に】

ラテン語「cum」(共に) に由来する接頭辞。後続の音により con-, col-, cor- などに変化する。

combine - 結合する
com(共に) + bine(二つ)。
commit - 委ねる、犯す
com(共に) + mit(送る)。
compare - 比較する
com(共に) + pare(等しくする)。
community - 共同体
com(共に) + mun(奉仕、共有) + -ity(状態)。

mun 【奉仕、義務、贈り物】

ラテン語「munus」(奉仕、義務、贈り物) に由来する語幹。

community - 共同体
com(共に) + mun(奉仕、共有) + -ity(状態)。
immune - 免疫のある
im-(否定) + mun(奉仕)。義務を免れた。
municipal - 地方自治の
mun(義務) + cap(取る) + -al。自治都市の義務を負う。

weal 【幸福、富、繁栄】

古英語「wela」(富、幸福) に由来する語幹。'well' と同源。

wealth - 富
weal(富) + -th。

-th 【状態、性質】

抽象名詞を作る古英語由来の接尾辞。

wealth - 富
weal(富) + -th。
health - 健康
heal(癒す、健やかな) + -th。
depth - 深さ
deep(深い) + -th。
strength - 強さ
strong(強い) + -th。