中学レベル

cartoon

/kɑːrˈtuːn/
【大君、大物実業家】
芸術メディア
語源
イタリア語の cartone (厚紙、大きな下絵) がフランス語を経て入ったものである。
carta (紙、カード < ラテン語 charta) + 拡大辞 -one (大きいもの)。

元々は、壁画やタペストリーなどの制作のために実物大で描かれる「大きな下絵」を指した。19世紀に、イギリスの雑誌『パンチ』が、当時の政治的な出来事を風刺した下絵風の絵を "cartoon" と呼んだことから、風刺画やユーモラスな「漫画」を意味するようになった。さらに、それらを動かしたもの=「アニメーション」も指す。
語源のつながり
例文
  • My favorite childhood cartoon was about a clever cat chasing a mouse.(私の子供の頃のお気に入りのアニメは、賢い猫がネズミを追いかける話だった。)
  • The children were captivated by the colorful animation of the Saturday morning cartoon, laughing at the characters' antics.(子供たちは土曜の朝のアニメのカラフルなアニメーションに魅了され、キャラクターたちの滑稽な行動に笑っていた。)
  • The clumsy but good-natured cartoon character was extremely lovable to all viewers.(不器用だが気立ての良いそのアニメキャラクターは、すべての視聴者にとって非常に愛すべき存在でした。)
語幹

cart 【紙、カード】

ラテン語 charta (パピルスの紙、文書)、ギリシャ語 khartēs に由来する語幹。

  • carton - カートン、厚紙の箱

    フランス語 carton (厚紙) から。cart(紙) + -on。

  • card - カード、厚紙

    ラテン語 charta がフランス語 carte を経て変化。

  • chart - 図表、海図

    ラテン語 charta から。情報を記した紙。

-oon 【大きいもの、指小(場合による)、〜に関連するもの】

名詞を作る接尾辞。イタリア語 -one やフランス語 -on に由来。

  • balloon - 風船、気球

    イタリア語 pallone (大きなボール) から。

  • saloon - サルーン(広い部屋、酒場)

    フランス語 salon (広間) から。

  • tycoon - 大君、大物実業家

    日本語の「大君 (taikun)」から。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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