大学〜一般レベル

benevolence

/bəˈnevələns/

【不在、欠席】

哲学心理学

語源

ラテン語の benevolentia (善意、好意、親切) が由来である。
これは bene (良く) + volens (望んでいる、velle「望む」の現在分詞) + -ia (状態を示す名詞接尾辞)。

「良く（他者のために）望むこと」が原義で、他人に対する「慈悲心」「善意」「親切」な気持ちや行為を指す。malevolence (悪意) の対義語。voluntary (自発的な) と関連がある。

語源のつながり

例文

The charity’s acts of benevolence, from food drives to free medical clinics, brought hope to underserved rural communities across the region.(その慈善団体の慈悲深い活動は、食料配布から無料診療所まで、地域の過疎地に希望をもたらした。)

語幹

bene 【良く、善】

ラテン語 bene (良く) に由来する語幹。

benefit - 利益
bene(良く) + fit(作る)。
benediction - 祝福
bene(良く) + dict(言う) + -ion。
benefactor - 後援者
bene(良く) + fact(作る) + -or(人)。

vol 【意志、願う】

ラテン語 velle (欲する、願う) に由来する語幹。

volunteer - ボランティア
vol(意志) + -unteer(人)。自らの意志で行う人。
malevolence - 悪意
male(悪く) + vol(願う) + -ence。悪く願うこと。
volition - 意志作用
vol(意志) + -ition(行為)。

-ence 【状態、性質】

状態や性質を示す名詞を作る接尾辞。-ance と同源。

difference - 違い
differ(異なる) + -ence。
presence - 存在、出席
pre-(前に) + s(存在する) + -ence。
absence - 不在、欠席
ab-(離れて) + s(存在する) + -ence。