大学〜一般レベル

apostasy

/əˈpɑstəsi/
【分析】
宗教
語源
ギリシャ語の apostasia (離反、脱退) に由来する。
これは apo- (「〜から離れて」の意味) + stasis (「立つこと、立場」の意味) に分解できる。

元々は軍隊からの脱走などを指したが、後に宗教的な意味で「(元の)立場から離れて立つこと」=「背教」を意味するようになった。
語源のつながり
例文
  • The religious leader was accused of apostasy for questioning traditional doctrines and promoting modern theological interpretations.(その宗教指導者は伝統的教義に疑問を呈し、現代的神学解釈を促進したことで背教の罪で告発された。)
語幹

apo- 【〜から離れて】

ギリシャ語の接頭辞。

  • apology - 謝罪

    apo-(〜から離れて) + logos(話)。

  • apostle - 使徒

    apo-(〜から) + stellein(送る)。

  • apocalypse - 黙示

    apo-(離れて) + kalyptein(覆う)。

sta 【立つ、置く】

ギリシャ語「histēmi」(立たせる)、「stasis」(立つこと) やラテン語「stare」(立つ) に由来する語幹。

  • static - 静的な

    sta(立つ) + -tic。

  • stable - 安定した、馬小屋

    stare(立つ) + -bulum(場所)。しっかり立っている。

  • constant - 絶え間ない、一定の

    con-(共に) + stare(立つ)。常に共に立っている。

  • obstacle - 障害物

    ob-(〜に対して) + stare(立つ)。行く手に対して立ちはだかるもの。

-sy 【状態、過程】

ギリシャ語「-sis」由来の名詞接尾辞。

  • ecstasy - 恍惚、有頂天

    ek-(外へ) + stasis(立つこと)。我を忘れて外に立つ状態。

  • idiosyncrasy - (個人に特有な)気質、特異性

    idio-(固有の) + syn-(共に) + krasis(混合)。固有の混合状態。

  • analysis - 分析

    ana-(完全に) + lysis(分解)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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