大学〜一般レベル

apocalypse

/əˈpɑkəˌlɪps/
【黙示的な、終末論的な】
宗教一般
語源
ギリシャ語の apokalypsis (覆いを取ること、明らかにすること、啓示) に由来する。

これは、接頭辞 apo- (〜から離れて、〜から) + kalyptein (覆う、隠す) (語幹は calyp-) + 名詞接尾辞 -sis に分解できる。

元々は「覆いを取り去ること」を意味し、神聖な真理や未来の出来事を「明らかにすること」→「啓示、黙示」を指した。特に新約聖書の「ヨハネの黙示録」が有名で、そこに描かれる世界の終末大災害のイメージから、そのような出来事自体を指すようにもなった。
語源のつながり
例文
  • The science fiction movie depicted a post-apocalypse world where survivors struggled to rebuild civilization from ruins.(そのSF映画は生存者が廃墟から文明を再建するのに苦闘する黙示録後の世界を描いていた。)
語幹

apo- 【〜から離れて、外へ】

ギリシャ語の接頭辞。

  • apology - 謝罪、弁明

    apo-(離れて) + logos(言葉)。言い訳。

  • apostle - 使徒

    apo-(離れて) + stellein(送る)。派遣された者。

  • apostrophe - アポストロフィ

    apo-(離れて) + strephein(向きを変える)。省略や所有格を示す記号。

  • apogee - 遠地点

    apo-(離れて) + ge(地球)。

  • apocalyptic - 黙示的な、終末論的な

    apocalypse + -tic(の)。

calyp 【覆う】

ギリシャ語「kalyptein」(覆う) に由来する語幹。

  • calyptra - (苔類の)帽

    kalyptein(覆う) から。植物の構造を覆う部分。

  • eucalyptus - ユーカリ

    eu-(良く) + kalyptein(覆う)。つぼみが蓋で良く覆われていることから。

  • apocalyptic - 黙示的な、終末論的な

    apocalypse + -tic(の)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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