専門レベル

substrate

/ˈsʌbstreɪt/
【ひれ伏す、打ちのめされた】
科学生物学
語源
ラテン語 substratus「下に敷かれた、下に広げられた」、動詞 substernere「下に広げる、下に敷く」の過去分詞形から。
substerneresub- (下に) + sternere「広げる、敷く、倒す」の語幹 strat に分解できる(stratus はその過去分詞)。

原義は「下に敷かれたもの」であり、生物学や化学では酵素が作用する対象となる「基質」、地質学などでは下にある層「基層、基盤」を指す。
語源のつながり
例文
  • In this chemical reaction, the enzyme binds to a specific substrate molecule, catalyzing its conversion into a different product.(この化学反応では、酵素は特定の基質分子に結合し、それを異なる生成物へと変換する触媒作用を及ぼします。)
  • The enzyme synthase catalyzes the final step in the metabolic pathway, converting substrate intermediates into the end product.(シンターゼ酵素は代謝経路の最終段階を触媒し、基質中間体を最終生成物に変換する。)
語幹

sub- 【下に】

ラテン語の接頭辞。

  • submarine - 潜水艦

    sub-(下に) + marine(海の)。

  • subtract - 引く

    sub-(下から) + tract(引く)。

  • suburban - 郊外の

    sub-(近くに) + urban(都市の)。

strat 【広げる、敷く、層】

ラテン語「sternere」(広げる、敷く) の過去分詞幹「strat-」に由来する語幹。

  • stratum - 層、地層

    ラテン語 stratum (敷かれたもの) から。

  • street - 通り

    ラテン語 (via) strata (舗装された道) から。舗装された、敷かれた。

  • stratify - 層にする

    strat(層) + -ify(にする)。

  • prostrate - ひれ伏す、打ちのめされた

    pro-(前に) + strat(広げる)。前に体を投げ出す。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 0
Random