大学〜一般レベル

retribution

/ˌrɛtrəˈbjuʃən/
報い、天罰
法律, 一般

語源

ラテン語の retributio (報い、返報) が由来である。これは動詞 retribuere (報いる、返す、割り当て直す) の過去分詞 retributus から作られた名詞である。

retribuere は、接頭辞 re- (再び、返して) + tribuere (与える、割り当てる、分配する) に分解できる。

元々は「与え返す」という意味だが、特に「(行ったことに対して)相応のものを返し与える」というニュアンスが強まり、悪い行いに対する「報い」「応報」、時には「天罰」といった意味で使われることが多い。

語源のつながり

例文

  • He believed his misfortune was divine retribution for his past selfish and dishonest actions.(彼は自分の不幸が、過去の利己的で不誠実な行動に対する天罰だと信じていた。)

語幹

re- 【再び、返して】

ラテン語の接頭辞。

  • repeat - 繰り返す

    re-(再び) + petere(求める)。

  • return - 戻る

    re-(後ろへ) + turn(回る)。

  • review - 再検討する、復習する

    re-(再び) + view(見る)。

tribut 【与える、割り当てる】

ラテン語「tribuere」(与える、割り当てる) に由来する語幹。

  • tribute - 貢物、賛辞

    ラテン語 tributum (割り当てられたもの、貢物)。tribuere(割り当てる) の過去分詞。

  • attribute - 〜のせいにする、属性

    ラテン語 attribuere。ad-(〜へ) + tribuere(割り当てる)。特定の性質などを割り当てる。

  • contribute - 貢献する、寄付する

    ラテン語 contribuere。con-(共に) + tribuere(与える)。共に与える。

  • distribute - 分配する

    ラテン語 distribuere。dis-(離れて、個別に) + tribuere(割り当てる)。個別に割り当てる。

-ion 【行為、状態、結果】

行為、過程、状態、結果を表す名詞を作る接尾辞。

  • action - 行動

    act(行動する) + -ion。

  • creation - 創造

    create(創造する) + -ion。

  • relation - 関係

    relate(関連づける) + -ion。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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