大学〜一般レベル

attribute

/ˈætrəˌbjut/ (名詞), /əˈtrɪbjut/ (動詞)
【〜のせいにする;属性、特質】
哲学, 言語学
語源
動詞・名詞。ラテン語の attribuere (割り当てる、付け加える、〜に帰する) が由来である。
at- (ad-「〜へ、〜に」) + tribuere (割り当てる、与える、分配する < tribus 古代ローマの部族)。

「(特定の部族や人に)割り当てる」が原義。結果や発言などを特定の原因や人に「帰する」(〜のせいにする、〜のおかげとする)、あるいは特定の性質や特徴が(人や物に)「備わっているとする」という意味の動詞。名詞としては、人や物が持つ固有の「属性」「特質」「特性」。動詞と名詞でアクセントの位置が異なる ([əˈtrɪbjuːt] vs [ˈætrɪbjuːt])。contribute (貢献する) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • He attributes his success to hard work and a little bit of luck.(彼は自分の成功を、努力と少しの運のせいだとしている。)
語幹

at- 【〜へ、〜の方へ】

ラテン語の接頭辞 ad- が後ろの音の影響で変化した形。

  • attend - 出席する

    at-(〜へ) + tend(伸ばす)。

  • attract - 引きつける

    at-(〜へ) + tract(引く)。

  • attain - 達成する

    at-(〜へ) + tain(持つ)。

tribut 【割り当てる、与える】

ラテン語 tribuere に由来する語幹。

  • contribute - 貢献する

    con-(共に) + tribut(与える)。

  • distribute - 分配する

    dis-(離れて) + tribut(割り当てる)。

  • tribute - 貢ぎ物

    ラテン語 tributum から。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
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