中学レベル

embarrassment

/ɪmˈbærəsmənt/
【声明】
一般
語源
動詞 embarrass に、名詞を作る接尾辞 -ment が付いた形である。
embarrass はフランス語の embarrasser (当惑させる、邪魔する) に由来し、さらにポルトガル語の embaraçar (もつれさせる) に遡る。

これは接頭辞 em- (中に) + baraço (輪縄、障害物) から成ると考えられ、「障害物の中に入れる」→「動きを妨げる」→「当惑させる」と意味が変化した。
語源のつながり
例文
  • To his embarrassment, he realized his zipper was down during the entire presentation.(恥ずかしいことに、彼はプレゼンテーション中ずっとジッパーが下がっていることに気づいた。)
  • The politician's behavior at the international summit was considered disgraceful and an embarrassment to his country.(国際サミットでのその政治家の行動は、不名誉であり、彼の国にとって恥であると見なされた。)
語幹

em- 【中へ、〜にする】

接頭辞 en- が b, p, m の前で変化した形。

  • embrace - 抱擁する

    em-(中に) + brace(腕)。

  • empower - 権限を与える

    em-(〜にする) + power(力)。

  • embark - 乗船する

    em-(中に) + bark(小舟)。

  • embarrass - 当惑させる

    em-(〜にする) + barrass(障害)。

barrass 【棒、柵、障害】

ポルトガル語「embaraçar」(結びつける、当惑させる) から。語源は「baraço」(ひも、輪なわ)、さらに古くはケルト語起源の「barre」(棒、柵) に関連するとされる。

  • embarrass - 当惑させる

    em-(〜にする) + barrass(障害)。

  • barrister - 法廷弁護士

    法廷内の柵 (bar) の内側で弁論することから。

  • barrier - 障壁

    barre(棒、柵) + -ier(もの)。

  • barricade - バリケード

    barrica(樽 < barre) で作られた障害物から。

-ment 【行為、状態、結果】

ラテン語 -mentum に由来する名詞接尾辞。

  • agreement - 合意

    agree(同意する) + -ment。

  • payment - 支払い

    pay(支払う) + -ment。

  • statement - 声明

    state(述べる) + -ment。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 2
Random