大学〜一般レベル

discern

/dɪˈsɜːrn/
【分離した、別々の】
心理学哲学
語源
ラテン語の discernere (分離する、区別する、識別する) が由来である。
dis- (離れて、別々に) + cernere (分ける、ふるいにかける、識別する、見る)。

「(他のものから)分けて識別する」が原義。物事の違いを注意深く見て「見分ける」「識別する」、あるいは物事の本質などを「認識する」「理解する」という意味。concern (関係する - 共に分ける) や decree (法令 - 分けて決定されたもの) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • From the top of the hill, we could just barely discern the faint outline of the distant city skyline.(丘の上から、私たちは遠くの街のスカイラインのかすかな輪郭をかろうじて見分けることができた。)
語幹

dis- 【離れて、別々に】

ラテン語の接頭辞。

  • dismiss - 解散させる

    dis-(離れて) + mittere(送る)。

  • dispute - 議論する

    dis-(離れて) + putare(考える)。

  • distant - 遠い

    dis-(離れて) + stare(立つ)。

cern 【分ける、ふるいにかける、識別する】

ラテン語 cernere に由来する語幹。cret も同根。

  • concern - 関係する、心配させる

    ラテン語 concernere。con-(共に) + cernere(ふるいにかける)。一緒にふるいにかける → 区別する、関係する。

  • certain - 確かな、特定の

    ラテン語 certus (確かな)。cernere(識別する)の過去分詞。

  • secret - 秘密の

    ラテン語 secretus。se-(離れて) + cernere(分ける)の過去分詞。分け離されたもの。

  • decree - 法令、布告する

    ラテン語 decretum。decernere(決定する)の過去分詞。de-(下に) + cernere(分ける)。

  • discreet - 思慮分別のある

    ラテン語 discretus。discernere(識別する)の過去分詞。物事を識別できる。

  • discrete - 分離した、別々の

    discreet と同語源。分けられた。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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