大学〜一般レベル

discreet

/dɪˈskriːt/
【秘密】
一般
語源
ラテン語の動詞 discernere (分離する、区別する) の過去分詞形 discretus (分離された、区別された、慎重な) に由来する。
discerneredis- (離れて、分かれて) + cernere (ふるい分ける、識別する) という構成である。

元々は「区別する能力がある」ことを意味し、そこから状況や言葉を適切に「区別」し、言動をわきまえる「思慮分別のある」「慎重な」という意味になった。綴りが似ている discrete (分離した、別々の) とは意味が異なるが、語源は同じである。
語源のつながり
例文
  • She was very discreet about the secret project, not even telling her closest friends what she was working on.(彼女はその秘密のプロジェクトについて非常に慎重で、最も親しい友人にも自分が何に取り組んでいるかを話さなかった。)
語幹

dis- 【離れて、分離して】

ラテン語由来の接頭辞。

  • differ - 異なる

    di(s)-(離れて) + fer(運ぶ)。

  • dismiss - 解散させる、解雇する

    dis-(離れて) + miss(送る)。

  • divide - 分ける

    di(s)-(離れて) + videre(分ける)。

cret 【ふるい分ける、区別する】

ラテン語「cernere」(ふるい分ける、識別する) の過去分詞幹「cret-」に由来。

  • discrete - 分離した、別々の

    dis-(離れて) + crete(ふるい分ける)。完全に分けられた。(discreet と同語源)

  • secrete - 分泌する、隠す

    se-(離れて) + crete(ふるい分ける)。分けて出す、分けて隠す。

  • excrete - 排泄する

    ex-(外へ) + crete(ふるい分ける)。外へ分けて出す。

  • secret - 秘密

    se-(離れて) + cret(ふるい分ける)。他から分けて(隠して)おくこと。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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