大学〜一般レベル

defection

/dɪˈfekʃn/
【国家】
政治一般
語源
ラテン語の defectio (失敗、不足、離反) が語源である。これは、動詞 deficere (不足する、失敗する、見捨てる、離反する) から作られた名詞である。

deficere は、de- (離れて、下に、否定) + facere (作る、行う) というパーツで構成されている。「本来の状態から離れてしまう」「十分に行われない、作られない」といった意味合いを持つ。

ここから、「義務や忠誠から離れる」こと、つまり「離反」や「亡命」、あるいは物資や機能が「足りない」こと、つまり「不足、欠陥」といった意味が生じた。
語源のつながり
例文
語幹

de- 【下に、離れて、完全に、否定】

ラテン語由来の接頭辞。

  • defect - 欠陥、欠点

    de-(否定) + fect(作る)。作られていない、足りない。

  • defective - 欠陥のある

    de-(否定) + fect(作る) + -ive。

fect 【行う、作る】

ラテン語 facere (行う、作る) に由来する語幹。fic-, fac- という異形もある。

  • defect - 欠陥、欠点

    de-(否定) + fect(作る)。作られていない、足りない。

  • defective - 欠陥のある

    de-(否定) + fect(作る) + -ive。

  • affect - 影響を与える

    ad-(〜へ) + fect(作る)。働きかける。

  • effect - 効果、結果

    ex-(外へ) + fect(作る)。作り出す。

  • infect - 感染させる

    in-(中に) + fect(作る)。中に作用するものを入れる。

  • perfect - 完全な

    per-(完全に) + fect(作る)。完全に作られた。

-ion 【行為、状態、結果】

名詞を作る接尾辞。

  • action - 行動

    act(行う) + -ion。

  • relation - 関係

    relate(関連づける) + -ion。

  • nation - 国家

    ラテン語 natio (誕生、種族)。nasci (生まれる) + -io。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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