大学〜一般レベル

contrition

/kənˈtrɪʃn/

悔恨、悔い改め

宗教, 心理学

語源

ラテン語の contritio (砕くこと、悔恨) が由来である。
これは動詞 conterere (共に擦る、すり砕く、消耗させる) の過去分詞 contritus + -io (行為・状態)。
conterere は con- (共に、完全に) + terere (擦る、すり減らす)。

心が罪や過ちによって「完全に擦り砕かれる」ほどの深い後悔の念、「悔恨」「悔い改め」を意味する。特に宗教的な文脈で使われることが多い。

語源のつながり

例文

He showed no signs of contrition for his terrible actions, which shocked everyone present in the courtroom.(彼は自らのひどい行いに対して悔恨の様子を全く見せず、法廷にいた全員に衝撃を与えた。)

語幹

con- 【共に、完全に】

ラテン語の接頭辞。しばしば強調として使われる。

connect - 接続する
con-(共に) + nect(結ぶ)。
contain - 含む
con-(共に) + tin(保つ)。
conclude - 結論づける
con-(完全に) + clud(閉じる)。

trit 【擦る、砕く】

ラテン語 terere (過去分詞 tritus) に由来する語幹。

trite - ありふれた、陳腐な
tritus(擦り切れた)。
attrition - 摩擦、消耗
at-(〜に対して) + trit(擦る) + -ion。
detriment - 損害、不利益
de-(離れて) + tri(擦る) + -ment → 擦り減らすこと。

-ion 【行為、状態、結果】

行為、過程、状態、結果を表す名詞を作る接尾辞。

action - 行動
act(行う) + -ion。
relation - 関係
relate(関連づける) + -ion。
creation - 創造
create(創造する) + -ion。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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