中学レベル

concrete

/ˈkɑnkrit/
具体的な、コンクリート
哲学, 建築

語源

形容詞・名詞。ラテン語の concretus (共に成長した、凝縮した、固まった)、動詞 concrescere (共に成長する、結合する、固まる) の過去分詞形が由来である。
con- (共に) + crescere (成長する、増える)。

「(部分が)共に成長して固まった」が原義。抽象的ではなく、形のある「具体的な」「有形の」状態を表す形容詞。また、セメント・砂・砂利などを水で練り混ぜて固めた建築材料「コンクリート」を指す名詞としても使われる。increase (増加する) と関連がある。

語源のつながり

例文

  • We need to move beyond abstract ideas and develop a concrete plan of action with specific, measurable goals.(私たちは抽象的なアイデアから進み、具体的で測定可能な目標を持つ具体的な行動計画を策定する必要がある。)

語幹

con- 【共に】

ラテン語の接頭辞 com- の異形。「一緒に」の意味。

  • connect - 接続する

    con-(共に) + nect(結ぶ)。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tain(保つ)。

  • concept - 概念

    con-(共に) + cept(取る)。

crete 【成長する、生じる】

ラテン語 crescere(成長する、増大する) に由来する語幹。形を変えて creas-, crew- としても現れる。

  • increase - 増加する

    in-(中に、〜の上に) + crete(成長する) → 増加する。

  • decrease - 減少する

    de-(下に) + crete(成長する) → 減少する。

  • accretion - 付着、増大

    ac-(〜へ) + crete(成長する) + -tion(こと)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®2級
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